富山惠子さんミニコンサート

本日は待ちに待った富山惠子さんのピアノコンサートです。

富山さんのピアノを始めて聴いたのは以前cocoron laboのホールで味噌造り&豚汁セットのイベントをした日でした。
その日は冬晴れのとても気持ちのいい日で、富山さんは生徒さんでいらしてくださいました。
ピアニストだと知ったどなたかが、もしご迷惑じゃなかったら少しだけ、、
とお願いしたところ、富山さんはニッコリ微笑み、「私、全然弾いちゃうの。」
と、とても気さくにピアノの前に座られました。
一瞬の緊張の後、曲はかなり右側の鍵盤からスタートしました。

その瞬間、午後の射し込む光が波のように白く膨れ上がり、砂つぶのような無数の光が散ったように感じました。

舞い上がった光の粒はそのまま私達に降りかかり、くるぶしの辺りで小さな渦を巻き、サラサラとひいては満ちてを繰り返しました。

ピアノを聴いて初めての感覚でした。

あと少し、聴いていたら泣いていたと思います。

短い演奏を終えて、富山さんは、

「今は陽の光と大地をイメージして弾きました。」

とさらりとおっしゃったのです。

まさかの即興だったこと、イメージがあまりにぴったりだった事にすごく驚かされました。


そんな、富山さんのコンサートを熱望した私達のリクエストに応え、今夜、ミニコンサートが催されます。

今晩の雰囲気はどんな音になるのでしょう。

たまらなく楽しみです。


あなたもぜひ、体感してみませんか?

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